効果音の選び方|シーンに合う音の見つけ方
数ある効果音から作品にぴったりの一音を選ぶための考え方を、具体例とともに解説します。音の長さ・明るさ・重さの三軸で考えるのがコツです。
「なんとなく」で選ばない
効果音選びでよくある失敗は、最初に再生して「まあいいか」と決めてしまうことです。効果音は作品の印象を左右する要素なので、いくつかの観点を持って比較すると、ぐっと精度が上がります。ここでは長さ・明るさ・重さという三つの軸で考える方法を紹介します。
軸その1:長さ
まず音の長さが、その場面のテンポに合っているかを確認します。テンポの速い操作やコミカルなやり取りには0.1秒前後の短い音を、達成や場面転換のような「区切り」には余韻のある長めの音を選びます。長すぎる音を高頻度の操作に使うと音が重なって濁り、短すぎる音を大事な場面に使うと物足りなくなります。当サイトの各音ページには標準の長さを秒数で表示しているので、選ぶときの目安にしてください。
軸その2:明るさ(音程)
高い音は軽快・ポジティブ・かわいい印象を、低い音は重厚・シリアス・不穏な印象を与えます。同じ「決定音」でも、明るいゲームなら高め、落ち着いたアプリなら中くらい、と作品のトーンに合わせるのが基本です。当サイトの音はピッチ違いのバリエーションを用意しているので、原型がしっくりこなくても「やや高い」「やや低い」を試すと一気にハマることがあります。
軸その3:重さ(質感)
クリーンな電子音は軽く現代的、ノイズやローファイ加工の入った音はざらついて存在感が出ます。UIの細かい操作にはクリーンな音、衝撃や演出には質感のある音、という使い分けが効きます。エコーがかかった音は空間の広がりを感じさせるので、達成や場面転換の特別感を出したいときに向いています。
迷ったらペアで考える
決定とキャンセル、正解と不正解、スイッチONとOFFのように、対になる操作には音もペアで選ぶと統一感が出ます。片方を高い上昇音にしたら、もう片方は低い下降音にする、というように方向を逆にするのがコツです。これだけで、ユーザーは画面を見なくても操作の意味を音で判断できるようになります。